特区政府統計処は8月10日、最新の人口統計を発表した。11日付香港各紙によると、2017年年央の香港の人口は738万9000人(速報値)で、16年年央の734万6700人から5万2900人(0.7%)増加した。香港への移住者は3万8600人、このうち単程証(中国本土から香港への移住ビザ)によって香港に移住した人数は5万5700人、香港から域外への移住者は1万7100人だった。この状況から推算すると、本土からの移住は1日150人の定員を超えることになるが、実際はそうではないようだ。なぜならこの人数は統計をとった期間内に入境した人の数を反映していて、その期間に移住が承認された人数を表しているわけではない。承認されてもすぐに移住する必要はないためという。男女別の人口は、男性が339万2000人に対し、女性は399万7000人。総人口における男性の比率は、16年年央は46%だったものの、17年年央は45.9%とわずかながら下降し、女性の方が多い状況がさらに拡大していることが分かった。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=17094