旺角暴動、第3陣量刑で2人が禁固3年【香港―政治】

区域法院(地裁)は8月7日、昨年の春節(旧正月)に発生した旺角暴動の参加者として起訴された第3陣被告5人のうち有罪となった3人に量刑を下した。8日付香港各紙によると、量刑が下されたのは楊子軒氏(18歳、運輸業)、羅浩彦氏(20歳、運輸業)、連潤発氏(25歳、労働者)の3人で、7月に暴動罪で有罪が確定した。このうち楊氏は18歳であることから更生の機会を与えるため教導所に収監。羅氏と連氏は禁固3年となった。特に連氏は積極的に暴動に参加していたが、前科がないことが考慮された。1997年に中国本土から移住し、政党や圧力団体にも参加していない。裁判官は「香港は狭くて人口が密集し、交通も激しいため、暴動が蔓延するスピードが速く、深刻な結果をもたらす」として外国の事例と比較するのは難しいと述べた。これまでに判決が下された旺角暴動の被告の中ではタクシーに放火した楊家倫氏(31歳、技術者)が最高の禁固4年9カ月となっている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170719_2212/

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