先週末(8月5~6日)の住宅市場では米国の利上げ先送りなどによる影響で新築取引は倍増した。7日付香港各紙によると、両日の新築物件の取引は約137件で、前週末の約57件から約2.7倍となった。うち280万ドルから購入できる旺角の「逸新」が98件を占めた。一方、中古物件の取引は、中原地産(センタライン・プロパティー)が指標とする10大団地の取引は2件で、前週末の7件から5件減少。美聯物業(ミッドランド・リアルティー)が指標とする10大団地の取引は4件で、前週末の8件から4件減少した。4日に発表された中古住宅価格の指標となる中原城市領先指数(CCL)は160.3(前週比0.26%上昇)で、2週連続で上昇した。指数は7月24~30日に正式契約された取引に基づくが、主に7月10~16日に交わされた仮契約が反映されている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170801_2417/