香港鉄路(MTRC)は8月2日、立法会議員を招いて広州―香港間高速鉄道の西九龍駅と石崗車両基地の視察を行ったが、参加したのは親政府派議員だけだった。同日付香港各紙によると、立法会の民主派会議召集人を務める民主党の●謹申氏、公民党の楊岳橋氏、香港本土の毛孟静氏は1日、記者会見を行い、2日の視察は集団ボイコットすると発表。3日に立法会内務委員会で特別会議を開き、「一地両検」に関する詳細な問題について政府官僚の回答を求め、その後で視察した方が立体的に理解できるためと説明した。さらに「一地両検」の処理を担当する1司2局の担当官も視察に同行し、現場で議員の質問に答えるよう要求する書簡を政府に提出したという。【●=さんずいに余】【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170801_2421/