非親政府派、立法会で「一地両検」阻止へ【香港―政治】

広州―香港間高速鉄道で導入する「一地両検」について非親政府派は反対する姿勢を示した。7月26日付香港各紙によると、民主派会議の●謹申・召集人(民主党)や陳淑荘氏(公民党)、朱凱廸氏、張超雄氏(工党)、毛孟静氏(香港本土)らは25日に会見し、「一地両検関注組」を組織して立法会での「一地両検」の法案通過を全力で阻止すると表明。●氏は「基本法に中国本土の執法人員は香港で執法できないと明記されている。立法会は基本法に違反する法律制定はできない」と述べるなど、今後も基本法を修正せずに香港のある地区を中央に賃貸して本土の法律を施行する懸念を示した。だが政府法案は立法会で過半数の支持があれば可決できるため阻止は難しいとみられている。一方、香港大学の陳弘毅・教授は「一地両検を実施するかどうかは香港の高度な自治の範囲に属し、香港が自ら選択できる」として基本法に反するとの見方を否定。民主建港協進連盟(民建連)が4月に行った世論調査では86%が「一地両検」に賛成している。【●=さんずいに余】【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170724_2282/

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