香港上海銀行（ＨＳＢＣ）の個人間電子決済サービス「ペイミー」のチャージ金額上限が１万ドルから５０００ドルに８月１日から引き下げられる。７月２５日付香港各紙によると、同サービスはスマートフォンを介した決済サービスで、支払い側がクレジットカードによる支払いとして、受け取り側のアカウントに現金を振り込むというもの。一般的にクレジットカードは、使用金額によってキャッシュバックのほか航空会社のマイレージなど、現金に交換可能なポイントを顧客に還元することが多いが、そのポイント目当てに自身のカードで自身のアカウントに支払うケースが散見されるようになったという。そのためＨＳＢＣではアカウントにチャージできる金額をひと月あたり１万ドルから５０００ドルに引き下げ、ポイント稼ぎのアカウントを排除したい考えだ。ペイミーに参加している銀行はシティバンクや大新銀、建設銀などほかにもあるが、星展ＤＢＳの「エミネントカード」が月１万ドル使用で１００ドルのキャッシュバックを行っており、最もメリットが大きいようだ。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=17183
