失業率、4~6月は3.1%に下降【香港―経済】

特区政府統計処は7月18日、2017年4~6月の失業率(速報値)を3.1%と発表した。前月発表(17年3月~5月)の3.2%よりも下降した。不完全就業率は前月発表と同じ1.2%だった。失業率が主に下降したのは、ビルの装飾・修繕・メンテナンス業、芸術関連、エンターテインメント・レジャー業界だった。就業者数は約4200人増えて382万2100人、労働人口は約3000人増えて約394万7200人、失業者数は約1100人減って約12万5200人となっている。特区政府労工及福利局の羅致光・局長は「失業率3.1%、不完全就業率1.2%という低い水準は基本的に全市民が就業していることを反映している。失業率は過去3年来で最も低い水準だ。中でも、消費意欲と観光業の改善を受け、関連業界(小売り、宿泊、レストラン)の失業率は4.7%で、前年同期に比べ0.8ポイント下落した」とコメントした。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170621_1325/

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