立法会で7月15日、議員資格を喪失した4人が財務委員会の会議に乱入する騒ぎが起き、会議は途中で休会となった。16日付香港各紙によると、15日午前9時、議員資格を喪失した劉小麗氏、姚松炎氏、羅冠聡氏、梁国雄氏の4人が他の非親政府派議員に囲まれて議場に入り財務委の会議に参加しようとした。だが警備員に阻まれ軽い衝突が発生した後、梁氏が他の非親政府派議員を議場に入れるよう促し、4人は乱入を断念した。財務委の会議では一部議員が議員資格喪失の問題で抗議を続けたため議長が休会を宣言。今年度の残りの審議時間は19日だけとなったため、36億ドルの教育予算拡大が通過できるかどうは不透明だ。一方、今回4人が議員資格を喪失したことで非親政府派は直接選挙枠と職能別選挙枠ともに個別採決での否決権を失った。このため黄毓民・前立法会議員は非親政府派議員の総辞職を抗争手段とすることを提唱。だが非親政府派議員の多くが反対を表明した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170717_2169/