先週末(7月15~16日)の住宅市場では新築取引が半減した。17日付香港各紙によると、両日の新築物件の取引は約242件で、前週末の約430件から約45%減となった。うち長和実業の「海之恋」が178件を占めた。一方、中古物件の取引は、中原地産(センタライン・プロパティー)が指標とする10大団地の取引は10件で、前週末の3件から7件増加。美聯物業(ミッドランド・リアルティー)が指標とする10大団地の取引は8件で、前週末の2件から6件増加となった。14日に発表された中古住宅価格の指標となる中原城市領先指数(CCL)は159.56(前週比0.31%下落)で、2週連続で下落した。連続の下落は今年1月以降で初めて。指数は7月3~9日に正式契約された取引に基づくが、主に6月19~25日に交わされた仮契約が反映されている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170711_1919/