土瓜湾の茶餐庁ガス爆発の続報【香港―社会】

土瓜湾の茶餐庁のガス爆発の続報が報じられている。7月14日付香港各紙によると、重傷の2人の男性はいまだ危険な状態にあり、予断を許さない状況だという。ただ、被害は人的被害にとどまらない。茶餐庁の向かいが乗用車の修理工場で、路上の駐車スペースに停車してあった乗用車4台も、爆風を受けて車体に大きな損傷を受けている。そのうち1台は130万ドル相当のマセラティ製高級車で、所有者は「修理費用は10万ドル以上かかると思うが、保険が下りるかどうかはわからない」と肩を落としている。また、今回の事故現場周辺では石油系のLPガスの安全性に不安を覚えてるという人が多く、石炭系のガスに変えたいとの反応も相当数あったようだ。また、茶餐庁店内は事故直後のまま放置されているが、店主の経済的な困窮のため清掃などはしばらくは行われない見通しで、周辺住民からは苦情が出ている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170714_1982/

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