香港海洋公園(オーシャンパーク)は7月11日、今年4月に香港で初めて生まれた「キンシコウ」の赤ちゃんの名前を発表した。12日付香港各紙によると、キンシコウは中国国家一級保護動物に指定されているサル。4月17日に生まれた赤ちゃんの母親は2012年に来港したメスの楽楽(ラーラー)で、父親は15年に来港したオスの其其(チイチイ)。いずれも四川省出身だ。赤ちゃんの名前は楽楽から1字をとり、其其の其と同じ発音である「奇」という字を組み合わせ、「楽奇(英語表記はLokie)」と名付けられた。標準中国語ではラーチーという発音になるが、広東語だとロッケイという発音になる。この名前は一般公募で決まったもので、楽奇のほか、「森森」「洋洋」、Jumboのあて字の「珍宝」が最終候補に挙がっていたが、楽奇が54%の支持率で決まった。16年2月には楽楽と共に成都動物園から貸し出されたメスの虎虎(フーフー)が病死するという悲しいニュースがあり、赤ちゃんのすこやかな成長が望まれる。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=15890