週明け10日の香港市場は買いが優勢。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比159.21ポイント(0.63%)高の25500.06ポイントと3日ぶりに反発する半面、本土企業株で構成されるH株指数は37.25ポイント(0.36%)安の10214.58ポイントと小幅ながら3日続落した。売買代金は801億8600万香港ドルに拡大している(7日の売買代金は700億3800万香港ドル)。大型M&Aの動きを好感。国有海運大手の再編で誕生した中国遠洋海運集団を親会社に持つ中遠海運HD(旧社名・中国遠洋HD:1919/HK)は9日、同業の東方海外(オリエント・オーバーシーズ:316/HK)を買収すると発表した。中遠海運が上海国際港務集団(600018/SH)と共同でTOB(株式公開買い付け)を実施する。(フィスコ提供)【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170710_1896/