航空機内への危険物持ち込み、半年150件

夏休みの本格的な旅行シーズンを控え、空港警察が危険物を航空機内へ持ち込まないよう注意を呼びかけている。7月10日付香港各紙によると、今年上半期に空港内で発覚した危険物など違法物品の検挙件数は150件。前年同期比で2割減と減少傾向にはあるものの、根絶には程遠い数字だ。多く見られるのは勘違いや誤解で持ち込む場合で、中国本土を頻繁に訪れるビジネスマンが自衛用にと、本土で売られていたわずか数十ドルのスタンガンを持ち込んだり、ほかにも、銃弾を使った東南アジアの土産物、客室乗務員が派手な色使いのパッケージを気に入って購入した催涙スプレーなどが摘発された例もあるという。鄭美儀・刑事偵緝部総督察は「現地で合法であったり、所持が問題にならないケースでも、香港に入ったとたん犯罪になり、犯罪の意識がなくとも前科が付く可能性もある」と注意を呼びかけた。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=16818

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