香港大学経済及商業策略研究所は7月6日、香港経済の見通しに関するリポートを発表した。7日付香港各紙によると、リポートでは第2四半期の実質域内総生産(GDP)伸び率(前年同期比)を3.6%を見込み、第1四半期の4.3%から鈍化。第3四半期はさらに3.2%に鈍化するとみるが、通年のGDP伸び率予測は4月に発表した2.1~2.9%から2.8~3.6%に上方修正した。2016年の2%から大幅に加速し、特区政府の予測する2~3%を上回る。堅調な内需を反映させたという。また第2四半期の個人消費は前年同期比3.1%増、商品輸出は同7.1%増を見込んでいる。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=17433