尖沙咀ハーバーシティーに地鶏料理などで知られる「塚田農場」の香港1号店が7月8日、グランドオープンした。それに先立つ6日、同店で記者会見とオープニングパーティが行われた。運営は日本国内で「塚田農場」をはじめ「四十八漁業」「芝浦食肉店」「やきとりスタンダード」などの居酒屋業態を中心に195の直営店を展開する株式会社エーピーカンパニー。「塚田農場」ブランドは宮崎、鹿児島、北海道の地鶏を使用、自社の養鶏場で生産加工し、中間流通を省くことで生販直結を実現、高品質の素材を手ごろな値段で提供。香港店でも食材の一部を日本国内の提携農家から仕入れ輸出するほか、香港域内で野菜栽培を行う農家と提携することで食の安心、安全を徹底する。ターゲットは健康に対する意識が高い20~30代女性を中心とした香港人と観光客。香港オリジナルメニューなどあわせて70種類を提供する。同店ディレクターの釜谷将史氏は「和食に精通している人が多い香港だからこそ、より本物のおいしさを追求した」と話す。今後5年以内に15店舗拡大をめざしている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170704_1701/