6月の雨量が例年の約2倍、過去9年で最多【香港―社会】

香港天文台が6月1日に発表した2017年夏季(6~8月)の長期予報では、雨量は平年並みかやや少なめとの予測だったが、それに反して6月の雨量は例年の2倍近くも多かったことが分かった。7月4日付香港各紙によると、6月の総雨量は656ミリメートルで、正常値(1981~2010年の平均値)に比べ44%多く、昨年6月の約2倍だった。過去9年来では雨量が最も多い6月となった。6月の平均相対湿度も83%に達しており、正常値より1ポイント高かった。6月の雨量が多くなった原因は主に台風2号(苗柏/Merbok)の影響だ。また、6月13~21日の計9日間に発令された大雨警報はアンバーが5回、レッドが2回で、激しい雨が多かったことがうかがえる。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170615_1092/

Share