特区政府統計処は6月29日、2017年5月の小売り統計を発表した。小売業総売上高は前年同月比0.5%増の359億ドル(速報値)、価格変動要因を考慮した小売業総販売量は同0.7%増。4月の小売業総売上高は同0.1%増、小売業総販売量は同0.1%減に修正した。1~5月の小売業総売上高は前年同期比0.7%減、小売業総販売量は同1.0%減となった。5月に売上高の増加が目立ったのは、中医薬の同10.4%増、自動車・同部品の同8.3%増、デパート商品の同3.8%増、家具・固定装置の同3.8%増、その他消費財の同3.4%増、食品・酒類飲料・たばこの同2.8%増、メガネの同2.8%増、医薬品・化粧品の同2.5%増、宝飾品・時計・高級贈答品の同1.4%増など。一方、売上高が減少したのは、電器・撮影器材の同14.0%減、その他耐久消費財の同12.1%減、履き物・衣料小物の同3.2%減、スーパーマーケット商品の同1.1%減、書籍・文具・贈答品の同1.0%減、衣類の同0.4%減などだった。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=17693