屈臣氏グループ、年内に新規開店60店舗【香港―経済】

長江和記実業(CKハチソン)グループ傘下の屈臣氏グループが、年内に60店舗程度を新規開店する計画をあきらかにした。6月28日付香港各紙によると、店舗の内訳はドラッグストアの屈臣氏(ワトソンズ)のほか、スーパーの百佳(パークン)、家電の豊澤(フォートレス)も含まれるが、豊澤の割合はほかに比べ抑えられるという。これについて同グループの倪分玲・首席運営総監は「4月で言うと、ワトソンズやスーパー関連は売り上げも伸びて明るい兆しも見えてきたが、電器は中国本土客の減少が響いて前年比で2けたも落ち込んだため」と説明、対応策として、従来の家電品のほか家庭用品や高級オーディオ機器、ゲーム機など品揃えに幅を持たせるとしている。またこのほか、3年で5億4000万ドルをビッグデータの分野に投資することもあきらにした。顧客の消費動向を解析し、経営の効率化と利益増を目指すという。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=17442

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