会計事務所のアーンスト・アンド・ヤングが2017年上半期の株式市場の動向についてのリポートを発表。今年上半期の新規株式公開(IPO)による資金調達額の世界ランキングで、香港がトップ3から脱落したことがわかった。6月27日付香港各紙によると、同期における香港市場の資金調達額は、1位のニューヨーク(1474億ドル)、2位の上海(858億ドル)のみならず、3位の深セン(554億ドル)にも抜かれ538億ドル(前年同期比23%増)で4位に。同社の蔡偉栄・パートナーは「IPOの件数自体は前年同期比で82%増と勢いがあり、かつ通年の調達額2000億ドルも達成可能」などとポジティブな見方は示したものの「米中の他市場はそれを上回っており、差は広がっている。通年でトップ3以内に入るのは難しい状況だ」と予測した。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=17742