特区政府統計処は5月25日、2017年5月の貿易統計を発表した。5月の輸出総額は前年同月比4.0%増の3031億ドル。うち再輸出は同4.0%増の2994億ドルだったが、地場輸出は同4.6%増の37億ドルだった。輸入総額は同6.6%増の3388億ドル。貿易赤字は輸入総額の10.5%に当たる356億ドルだった。アジア全体への輸出は同9.4%増。中でも増加が目立ったのは、インドの同29.2%増、台湾の同16.7%増、ベトナムの同16.4%増、タイの同14.5%増、日本の同6.3%増、中国本土の3.8%増。輸出の減少が顕著だったのは、韓国の同9.4%減、シンガポールの同6.8%減だった。他地域向けの輸出では、ドイツが同2.1%増、米国が同1.0%増とともに増加したものの、英国は同5.0%減少した。一方、1~5月の輸出総額は前年同期比8.2%増。うち再輸出は同8.3%増、地場輸出は同3.4%増。輸入総額は同9.1%増。貿易赤字は輸入総額の10.9%に当たる1805億ドルだった。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=17642