ファストフードの大快活が業績発表を行った。6月23日付の香港各紙によると、同社通年(2016年4月~17年3月)の売り上げは25億8000万ドルで前年比6.3%増、利益も2億500万ドルで同2.2%増と好調だという。ただその一方で、同社の陳志成・行政総裁は「人手不足で人件費が上昇、店舗賃料も上がり続け経営コストを圧迫している」と前置きし、年内に2%未満の値上げを検討している事を明らかにした。また今年の事業展開としては、香港内での13~14店舗の新規開店のほか、日本式カフェ「ASAP」や台湾式レストランなど粗利率の高い新規店舗を予定しているという。ちなみに今年は同社設立45周年ということもあり、特別配当として50セントの増配もこの日発表された。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170619_1154/