近年は売春や援助交際に関するウェブサイトが増えているが、香港警察は先ごろ、SNSを利用し援交相手を募っていた少女ら10人を逮捕した。6月23日付香港各紙によると、香港では組織買春は犯罪だが、自営の売春は犯罪ではないため、今回の逮捕容疑は「不道徳な目的で他人を扇動した」というもの。少女らは、自らフェイスブックやインスタグラムに「パートタイムガールフレンド」「レンタル彼女」などの投稿をして客を募り、チャットアプリを使って性的サービスの値段交渉などをしていたようだ。警察のサイバー捜査で、約30人がSNSを使って援交の宣伝をしていることが判明し、そのうち10人が捜査上に浮かんだ。捜査員が客のふりをして彼女たちに接触すると、いずれも自分から性的サービス(1200~4000ドル)をもちかけてきたという。デートの当日、彼女らは再度性的サービスをもちかけてきたため、おとり捜査官が身分を明かし現行犯逮捕した。この摘発で携帯電話10台、避妊具100個、潤滑剤10本が押収された。容疑者は20~40歳で、中学生や教師も含まれていたという。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=17399