香港の駐在員生活コスト、世界2位に下落

香港は生活コストが世界で2番目に高い都市であることがわかった。6月22日付香港各紙によると、これはコンサルティング会社の米マーサー社がニューヨークの物価を基準として、世界約200都市に住む海外駐在員の家賃や食費、交通費、被服費、娯楽費など約200項目の物価を集計し順位付けしたもの。香港は前回調査の1位をルアンダ(アンゴラ)に譲り、世界2位となった。首位は譲ったものの香港の物価高は相変わらず深刻で、ある人材紹介会社の顧問は「香港に進出しているグローバル企業最大の難問は香港の家賃。家賃の上昇が続けば撤退する企業も出てくるのでは」と懸念を示した。また同調査では参考資料として映画のチケット価格の都市別ランキングも発表、首位のロンドン(155ドル)以下、ニューヨーク(126ドル)、シドニー(125ドル)、東京(124ドル)に続いて香港は110ドルで4位となった。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=14154

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