独立派「香港民族党」の陳浩天・召集人は6月19日、「香港陥落20周年を追悼する」と題する集会を30日午後8時半に尖沙咀の時計塔広場で開催すると発表した。20日付香港各紙によると、集会は約300人の参加を予定し、すでに警察に申請を提出。香港民族党は武力革命を提唱しているものの、陳氏は今回の集会は平和的に行うと強調。ただし「われわれが出て来て意見を表明しなければ全世界が香港人は中国の統治を歓迎していると思ってしまう」と述べ、香港独立を支持する者を団結させるプラットホームを提供すると説明した。警察の許可が下りない場合は政府の20周年記念イベントなどに乗り込むことも明らかにした。また7月1日の民主派のデモには参加しないと表明。「中国共産党を追い出せ」など民間人権陣線が言えないことを言うためだと説明した。一方、『東方日報』によると、チベット独立派と密接な関係を持つ台湾国立交通大学社会学部の孫治本氏が毎月、陳氏に5万ドルを提供していることが暴露されたが、陳氏は否定した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170620_1252/