高級オフィスの賃料が世界で最も高い都市が香港の中環（セントラル）であることがわかった。６月２０日付香港各紙によると、これはＣＢＲＥがまとめた世界の主要１２１都市のオフィスの賃貸コストに関するリポートの中で明らかになったもの。中環が１平方フィートあたり１９４ドルと、２位のロンドン（同１３７ドル）を４０％以上も引き離し、昨年に続く首位に。中環の賃料は前年度比で４．２％も上昇、ロンドンが同１８．４％も下落したのと対照的だ。中環の賃料の高さについて同社香港支社のある幹部は「現在の中環のオフィスの空室率は１．５％と極端に低い。中国本土企業の需要が特に高く、年初５カ月だけで３％も上がった」と説明している。３位以下はマンハッタン（米ニューヨーク）、４位西九龍（香港）、５位ＣＤＢ（北京）となっている。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=17721
