国務院国台弁、「台港民主連線」設立を批判【香港―政治】

国務院台湾事務弁公室の馬暁光・報道官は6月14日、記者会見で「台湾国会関注香港民主連線」(台港民主連線)の設立を批判した。15日付香港各紙によると、馬報道官は「われわれは台湾独立勢力と香港独立勢力が結託し、香港で実施している1国2制度をかき乱し、香港の内部事務に介入し、香港の繁栄と安定を破壊することに断固反対する」と表明。また昨年の台湾政局の変化によって両岸関係の平和的発展の政治基礎は破壊されたと述べた。これについて全国人民代表大会(全人代、国会に相当)香港代表の陳勇氏は自決派議員が同活動に出席したことで「中央の神経に触れた」と指摘したほか、香港工会連合会(工連会)の黄国健・議員は「香港独立分子と台湾独立組織が結びついて行動がますます活発となり、中央の警戒を招いている。これが続けば中央が特区政府に適切な時間内に基本法23条の立法を完了するよう促すことは否定できない」とコメントした。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170614_1061/

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