バスの女性乗客が、男性乗客による自慰行為で精液を浴びたと警察に被害届を提出した。6月15日付香港各紙によると、この女性は5月26日に路線のバスの2階席に座っていたところ、バスの運転士が突然2階に上がって来て1人の男性に向かって「下車しないなら通報する」と言い、その乗客は運転士に謝ってから下車したという。女性は何が起きたのか分からなかったが、その後自分の髪に液体がついているのに気付き、その男性が車内で自慰行為をしてその精液を浴びたのではないかと疑った。女性は運転士に問いただしたものの「それはない、安心してください」と言われたので、バス会社へ問い合わせたが、6月10日にやっと「運転士が何を目撃したのかは公表しませんが、あなたの髪とは関係ありません」という回答を得たそうだ。それでも女性は納得できず、その後、通勤時に該当の運転士に再会した際に自ら尋ねると、運転士は「あの日は別の女性客から2階席の男性客が下品な行為をしていると苦情があったので注意したが、私自身は何も見ていない」と話したという。女性は注意喚起の目的で自身のSNSに事件について投稿するとともに、警察に被害届を提出したという。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=16183