台湾の立法院で6月12日、「台湾国会関注香港民主連線」(台港民主連線)の設立茶話会が行われ、香港からも立法会議員らが出席した。13日付香港各紙によると、台港民主連線は台湾独立派「時代力量」の黄国昌・主席が発起人となり同党や民進党の立法委員18人が参加。香港からは人民力量の陳志全・議員、自決派を名乗る香港衆志の羅聡冠・議員と黄之鋒・秘書長、朱凱廸・議員、それに香港専上学生連会(学連)の周永康・元秘書長が出席した。黄国昌氏は「米国議会の中国事務委員会を参考に香港の民主獲得に協力するプラットホームにする」と設立目的を説明。また黄之鋒氏は「香港は自治を獲得するだけで、出席した議員は香港独立を主張したことはない」と強調した。全国香港マカオ研究会の劉兆佳・副会長はこの活動について「分離主義や香港独立に対する中央の警戒が増すだけ。中央が今後強硬な態度を採る際、さらに世論の支持が得られる」との見方を示した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170613_1019/