けん銃所持か? MTRに怪しい乗客【香港―社会】

テロ対策の強化が勧められる中、MTRの乗客がけん銃のようなものを持っているとの通報があり、警察が出動する騒ぎがあった。6月8日付香港各紙によれば、7日午後6時ごろ、荃湾線の列車に乗ったドイツ籍の男性が黒いけん銃のようなものを両手で握っている男を見つけ、その様子をスマホで撮影したという。ドイツ籍の男性はその男がアドミラルティー駅で降りたのを見届けた後、自身は目的地のセントラル駅まで行き、そこで駅員に知らせ警察に通報した。すぐに警察の機動隊が駅に駆け付け、男の行方を追ったが見つからなかった。撮影された画像の様子から男の持っていたものはけん銃型のスマホケースの可能性もあるが、当局では不審者情報として扱い中区警察の重犯罪科が捜査を続ける方針だ。男は体型が肥満気味で、赤いシャツに黒いズボン、黒の皮靴を身に付けていたという。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=17602

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