2003年から使用されてきた現行のIDカード…

2003年から使用されてきた現行のIDカード(身分証)が、18年から一新される。システムの老朽化もその一因というが、そういえば最近は自動出入境ゲート「e-道」でなかなか指紋が読みとれないことが続いたので刷新もうなずける。筆者自身も年を取り、ツラの皮が厚くなった半面、指紋が(髪も?)薄くなったようだし、身分証を作り直すには適時かもしれない▼強化ポリカーボネート製の新カードは非接触型カードとなり、「e-道」での通過所要時間が現在の12秒から8秒に短縮される。18年第4四半期から年齢別に順次切り替えを始め、22年までには全市民のカード880万枚が新しくなる見込み。人口の多い年齢層や出入境記録の多い年齢層から先に始まる予定だ▼申請書はインターネットのほかモバイル端末からアプリを使っての入力も可能となり、申請センターでの手続きの簡略化や待ち時間の短縮が図れるそうだ。また、カードの申請、受け取りを自動で手続きできる機械を設置するという。(是)

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