15人制ラグビー日本代表が3連覇
アジア・チャンピオンシップ
日本、香港、韓国の3カ国・地域の15人制ラグビー代表が戦う「アジア・ラグビー・チャンピオンシップ2017」の第4節が5月13日行われ、日本は香港と香港フットボールクラブで対戦。16対0 で下し、4戦全勝で3連覇を果たした。
2015年ラグビーワールドカップでのセンセーションを起こした日本代表だが、前節のホームでの香港戦では思わぬ苦戦を知られ、今回のアウェーでの戦い方が注目を浴びた。開始直前に雨が降り出し、ボールも足元も滑りやすくなり精度が落ちた日本代表は思うようにゲームができない。前半はペナルティーゴール(PG)1本だけ決め3対0というスコアで前半を終えた。
後半、6対0としたあと、後半5分58秒に相手陣でのスクラムから最後はウィングのアマナキ・ロトアヘアが抜け出し、最後は香港のタックルを受けて引きずりながら中央のゴールライン上にボールを置いた。トライの場所がゴールライン上かどうか微妙であったためTMO(=ビデオ判定)の結果トライが認められた。その後もPGで追加点を奪い16対0で香港に勝利した。
ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチおよび流大キャプテンはともに「相手のプレッシャーはきつかったが、0点に抑えたことは良かった」と評価した。
日本代表メンバーは試合後に子供たちをグラウンドに招き記念撮影をするなど、ファンサービスも欠かさなかった。
(文と撮影・武田信晃)