返還20周年となる7月1日前後に習近平・国家主席が来港することが明らかになった。6月6日付『香港経済日報』が伝えた中央に近い筋の情報によると、習主席は6月29日に中央政府代表団を率いて来港し、7月1日の次期特区政府幹部の就任・宣誓式典を主宰した後に香港を離れるという。立法会議員や財界人らはすでに特区政府から6月30日~7月1日の祝賀イベントへの参加を確認する「ゲスト身分確認書」を受け取ったことが分かった。今年は習主席が来港するため、特区政府は最高レベルの警備体制・反テロ措置を講じており、先にインドネシア大統領が来港した際のやり方を参考にする。5月19日に国務院香港マカオ弁公室の王光亜・主任が秘密裏に来港したことがメディアで暴露されたが、習主席来港のための準備とみられている。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=17663