香港大学民意研究計画は6月2日、天安門事件に関する世論調査の結果を発表した。3日付香港各紙によると、調査は5月22~25日、1003人を対象に行われた。天安門事件の再評価については「支持する」が55%で前年比4ポイント低下、「支持しない」は同7ポイント上昇の27%で2006年以降で最高となった。当時の北京の学生のやり方に対しては「正しい」が同1ポイント低下の46%、「間違っている」が同5ポイント上昇の22%で1993年の調査開始以降で最高に達した。中国の民主化推進に対し香港人は「責任がある」との見方は同4ポイント低下の58%、「責任はない」は同3ポイント上昇の30%だった。また香港市民支援愛国民主運動連合会(支連会)は「解散すべき」が同4%上昇の25%、「解散すべきでない」が同5ポイント低下の46%となっている。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=16014