香港天文台は6月1日、2017年夏季の長期予報を発表した。2日付香港各紙によると、先月から太平洋赤道東部の水温が高くなっており、今後高温が続けばエルニーニョ現象が発生する可能性が高いという。エルニーニョ現象の影響を受ければ、香港の気温は平年並みかやや高めになり、平均気温は28.6度になる見込み。雨量は平年並みかやや少なめで、夏季(6~8月)の累積雨量は1509ミリメートルを下回るとみられている。一方、同日付『香港経済日報』が伝えた漢方医の話では、春から夏への季節の変わり目にはアレルギーが出やすいそうだ。普通の体質でも、高温多湿の影響で汗が出にくくなり、体の中に湿がたまって体が重く、だるさを感じるようになる。骨や筋肉の痛みや食欲不振を感じることもあるようだ。元々、湿がたまりやすい体質の人はさらに悪化し、鼻炎や湿疹、アレルギー症状が出るようになるので気を付けたほうがよい。冷たいものやマンゴーを食べるのは控えたほうがよいという。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=17136