特区政府統計処は6月1日、2017年4月の小売り統計を発表した。小売業総売上高は前年同月比0.1%増の352億ドル(速報値)、価格変動要因を考慮した小売業総販売量は同0.1%減。3月の小売業総売上高は同3.0%増、小売業総販売量は同2.6%増に修正した。1~4月の小売業総売上高は前年同期比1.0%減、小売業総販売量は同1.4%減となった。4月に売上高の増加が目立ったのは、家具・固定装置の同9.0%増、その他消費財の同7.4%増、書籍・文具・贈答品の同5.0%増、中医薬の同4.9%増、医薬品・化粧品の同4.8%増、デパート商品の同3.4%増、メガネの同3.3%増、食品・酒類飲料・たばこの同3.0%増、燃料の同2.9%増、衣類の同2.1%増、履き物・衣料小物の同0.8%増、宝飾品・時計・高級贈答品の同0.5%増など。一方、売上高が減少したのは、電器・撮影器材の同18.0%減、自動車・同部品の同13.9%減、その他耐久消費財の同12.4%減、スーパーマーケット商品の同0.6%減などだった。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=17304