国際銀行間通信協会(SWIFT)が5月25日に発表した統計で、人民元は世界第7位の主要取引通貨となったことが分かった。26日付『信報』によると、4月の人民元の国際取引でのシェアは1.6%で、3月の1.78から低下し、2014年10月以降で最低。世界の主要取引通貨ランキングで人民元はスイスフランに抜かれて6位から7位に後退し、15年2月以降で最低の順位となった。市場では主に人民元の下落見通しがまだ払しょくされていないこと、中国本土の貿易環境が急速に拡大しているわけではないことが影響したとみられている。上位5位の通貨は米ドル、ユーロ、英ポンド、日本円、カナダドルの順となっている。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=17283