特区政府統計処が5月23日に発表した2017年4月の消費者物価指数(CPI)伸び率は前年同月比2.0%で、3月の0.5%から上昇した。伸び幅が大きくなったのは、主に2016年4月から実施された不動産税減免のため比較する基数が低いことによる。政府の一過性の措置による影響を除いたCPI伸び率(基本物価上昇率)は同2.0%で、3月の同1.3%から上昇した。主に旅行費用の上昇と、生鮮野菜の価格の下げ幅が狭まったことによる。項目別では、酒・たばこが同3.4%、交通が同3.4%、住宅が同2.7%、外食が同2.7%、その他サービスが同2.7%、その他商品が同0.9%、食品(外食含まず)が同0.3%、それぞれ上昇した。一方、耐用品が同3.0%、衣類・履物が同1.7%、水道・光熱費が同1.2%、それぞれ低下した。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=17550