元香港代表ではないのに経歴を偽って指導していたバドミントンコーチが、過大広告や悪徳商法を取り締まる「商品説明条例」の違反で起訴された。5月18日付香港各紙によると、被告(26歳)は自身のフェースブックや名刺に元香港代表というウソのプロフィールを載せて集客。昨年2月に市民からの通報を受けた税関がおとり捜査を展開した。昨年4月に生徒のふりをして受講申し込みをした税関職員の女性に対し、被告は「香港代表としてアジア大会に出場した」と話したため、現行犯逮捕された。マンツーマン指導の場合の受講料は、1時間200~350ドルが相場だが、被告は450ドル要求していたという。香港バドミントン総会の話では、被告は十数年前にユースプレイヤーの強化合宿に参加しただけで香港代表に選出されたことはないが、さまざまな大会での受賞歴はあるそうだ。被告は社会奉仕令の判決が言い渡される見通し。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=17335