梁長官、一帯一路フォーラムで香港アピール【香港―政治】

梁振英・行政長官と香港金融管理局(HKMA)の陳徳霖・総裁は5月14日、北京で開幕した「一帯一路」国際協力フォーラムで講演し、香港の優位性をアピールした。15日付香港各紙によると、梁長官は「資金融通は一帯一路の鍵となり、1国2制度の下で香港はスーパーコネクターとしての優位性を持つ」と強調し、資金、人材、情報、市場機会の面での香港のメリットを紹介。さらに「香港が21世紀海上シルクロードにおける戦略的重点は粤港澳大湾区」と指摘し、この人口6600万人の11都市での協力の中で金融サービスが香港の主な優位性になると明言した。また陳総裁はHKMAが昨年7月に「インフラ融資促進弁公室」を設立したことを紹介し、「一帯一路」沿線諸国にはインフラプロジェクトの資金需要が多いものの、銀行界は常に十分な投資者が集まらないと嘆いており、HKMAがそれらを結ぶ役割を果たすと説明した。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=17139

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