九龍湾で5月7日に帰宅途中の女子学生が強姦された事件で、ペットボトルの水が重要な手掛かりになりそうだ。10日付香港各紙によると、犯人の男は女性を乱暴した後、自身の遺留物が残らないよう、女性に局部を洗うよう命令したことが分かっているが、その際に使ったのが430ミリリットルサイズのペットボトル入りの水だった。しかしその製品はコンビニエンスストア各店で販売されているものではなく、多くが自販機で売られているものだという。さらに自販機の設置場所の多くが運動場や体育館であることから、警察では犯人が自販機で購入する姿が防犯カメラに残っている可能性があるとみている。現場から約500メートルの距離には九龍湾体育館があり、事件の数日前にさかのぼって防犯カメラの映像を解析している。警察が公開した情報によると、容疑者は年齢約30歳、身長167センチほど、黒髪の短髪で眼鏡をかけていた。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=17334