製造業、第2四半期に緩やかなペースで拡大【中国―経済】

コンサルティング会社JLアドバイザーは5月2日に広発証券のリポートを配信した。先に発表されたPMIデータは、2017年第2四半期に景気回復が遅れることを示した。NBS製造業PMIは、3月の51.8から4月に51.2に下げ、51.6の市場の予想を下回り、6か月ぶりの低水準となった。この減速は主にピーク時から30%下げた鉄鉱石や鋼の商品価格の下落に先導されるもの。確かに商品の急落は製造業者に圧力をかけるだろう。PPIの減速もあり中国の経済成長は第1四半期に既にピークに達したと考える。不動産市場や金融政策に対する引き締めは、金融リスクを避けるための最優先事項であることを示している。そのため景気回復は第1四半期にピークを迎え、第2四半期で安定し、下期には減速すると考えている。年間を通した経済成長率は、第1四半期に6.9%から6.7%に低下するが、6.5%の目標を上回ると予想している。詳細はJLアドバイザーのHPwww.jladvisers.com) を参照。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=17232

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