全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の范徐麗泰(リタ・ファン)常務委員は5月3日、仏誕のイベントに出席した際にメディアの取材に応じ普通選挙問題について答えた。4日付香港各紙によると、民主派が政治体制改革のやり直しに向けて全人代常務委員会の2014年8月31日の決定撤回が前提と主張していることに対し、范徐氏は「全人代常務委には8月31日の決定を修正または撤回する声は見当たらない。今後5年間はその枠組みに変更の余地はない」と指摘した。政治体制改革やり直しの前提は特区政府と議会内の各党派の合意であるため、「民主派が撤回要求を堅持するならば不要な論争で精力を浪費するだけ。政治体制改革をやり直せるかどうかのボールは民主派議員らの側にある」と強調。民主派に対し政治体制改革を前進させたいのかどうかについて熟考を促した。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=17140