特区政府統計処は4月21日、2017年1~3月の失業率(速報値)を3.2%と発表した。前月発表(16年12月~17年2月)の3.3%から0.1ポイント低下。不完全就業率は前月発表と同じ1.2%。各業界の失業率と不完全就業率の変動幅はおおむね軽微となっている。就業者数は約2000人減って382万2400人、労働人口は約3600人増えて約394万7400人、失業者数は約5600人増えて約12万5000人となっている。特区政府労工及福利局の蕭偉強・局長は「失業率は2014年第2四半期以降で最低となった。不完全就業率も過去3年来で最も低い水準。インバウンドビジネスの改善によって消費と観光関連業界(小売り、宿泊、レストラン)の失業率は前期比、前年同期比ともに下落した」とコメントした。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=17059