資生堂は2017年、台湾での販売開始から60年を迎える。同社のグローバル展開は1957年の台湾での販売開始によるアジア地域から始まり、1981年には中国本土でも販売を開始した。現在は、日本、中国、アジア太平洋諸国、米州、欧州、中東、アフリカ地域など世界120カ国・地域に広がっている。台湾資生堂は1957年、現地資本による販売代理店として設立され、1983年に株式会社資生堂との合弁会社となった。1980年には中れき工場が、1998年には新竹工場が稼動し、販売だけでなく生産拠点としても発展している。今年3月8日には台北の「ル メリディアン台北」で60周年記念式典を開催。会場では事業開始からの60年の歴史をポスターパネルや商品、映像を通じて展示したほか、台湾資生堂60周年のコーポレートアンバサダーとして蔡依林(ジョリン・ツァイ)さんが登場した。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=17238