車公廟など3つの寺院で結婚式が可能に【香港―社会】

香港では教会で結婚式を挙げるカップルも多いが、このほど3つの寺院で結婚式を挙げることが可能になった。4月12日付香港各紙によると、華人廟宇委員会(Chinese Temples Committee)が、2016年末から沙田車公廟、大坑蓮花宮、九龍城侯王廟で婚礼の受け入れを開始した。儀式では香を供え、経を読み、証書や記念品を交わすいわゆる中国式の婚礼儀式を執り行うが、婚姻の法的な効力はないので注意が必要だ。寺によって料金は異なり、沙田車公廟の例だと基本料金は1388ドルだが、線香代やろうそく代、儀式後の清掃費などは別途。施設内で宴会を開く場合、自分で手配する必要があるほか、料理は精進料理に限定される。また、新郎新婦は自分で用意した中国式民族衣装を着用し、新郎または新婦のいずれかが香港市民であることが条件だ。利用希望者は1カ月以上前に申請が必要という。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=16678

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