香港大学の学生によるいじめやセクハラ行為が相次いで報じられ、波紋を呼んだが、同大のセント・ジョンズ・カレッジは4月8日、いじめにかかわった学生23人に規律処分を下した。4月9日付香港各紙によると、3月21日に学生寮に住む男子学生が上級生らに体に熱いロウソクをたらされる被害に遭った。学校側はかかわった23人のうち3人の寮暮らしを禁止したほか、19人に寮への立ち入りを禁じ、1人には書面で警告を通達した。事件発生時に加害学生たちが「ロウソクをたらすのはこの階層の伝統だ」と言いながら行為を行ったと報じられているが、セント・ジョンズ・カレッジは学生のいかなるいたずらも認めないと強調。伝統やサブカルチャーという言い訳も認めないと話した。また同校の学生会も清明を発表し、事件について公衆に謝罪した。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=15744