林鄭月娥・次期行政長官は当選直後に各党派の議員と会談すると表明していたが、4月末にも民主派議員らと会談するもようだ。8~9日付香港各紙によると、民主党、公民党、専業議政は7日、次期行政長官弁公室から会談の招きを受けたことを明らかにした。会談はイースター連休後に行われるという。一方で議員資格をめぐる訴訟対象の社会民主連線(社民連)の梁国雄氏や立法会の調査委員会が譴責対象としている熱血公民の鄭松泰氏ら過激な民主派、自決派、本土派の議員5人は招きを受けていないことが分かった。非親政府派を分断する狙いとの指摘も上がったが、次期行政長官弁公室は引き続き招待状を発送することを明らかにした。親政府派では香港工会連合会(工連会)と自由党は招きを受けたが、香港経済民生連盟(経民連)や新民党はまだのようだ。また自由党の鍾国斌・代表は政府に参加させる党員を林鄭氏に推薦することを明らかにし、教育局局長として行政会議メンバーも務めている張宇人・主席を挙げた。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=17171