中国本土で高等教育機関を展開している中国新高教集団が4月5日、新規株式公開(IPO)に向け公募を開始した。同日付香港各紙によると、同社は1株当たり2.56~3.22ドルで2億8600万株を発行、最高で9億2000万ドルを調達する見込み。取引単位は1000株で、3252ドルからの投資が可能となる。公募締め切りは10日正午、19日に上場する予定だ。現在、雲南省と貴州省でビジネススクール(日本の私大に相当)を展開している同社だが、調達資金は63%が新規開校のための用地や教育機関の買収に充てられるという。また中国本土の教育系企業としては、今年に入ってから4銘柄目の上場となる同社だが、宇華教育が3日までに23.4%も株価を上げたものの、残る民生教育と睿見教育が冴えない値動きを示していることもあり、その成り行きが注目されている。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=16386