貧困対策として打ち出された「低所得在職家庭手当」は4月1日から受給条件が緩和された。2日付香港各紙によると、特区政府労工及福利局は1日、「低所得在職家庭手当」を受給資格で2017/18年度の月収上限と資産条件の引き上げを発表。2人世帯の場合、月収上限が9500ドルなら手当を全額支給(600ドル)、1万1400ドルなら半額支給(300ドル)、資産上限は33万3000ドル。3人世帯の場合、月収上限が1万5000ドルなら全額支給、1万8000ドルなら半額支給、資産上限は43万3000ドル。月収上限の引き上げ幅は家族の人数により異なり、3.5~7.9%となっている。児童がいる家庭は1人につき800ドルまたは400ドルが加算される。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=14509