先週末(4月1~2日)の住宅市場では新築物件の取引が前週末から大幅に減少した。3日付香港各紙によると、両日の新築物件の取引は約374件で、前週末の約560件から34%減。うちMTR南昌駅の「匯璽」と九龍東の「啓徳竜誉」が286件を占めた。一方、中古物件の取引は、中原地産(センタライン・プロパティー)が指標とする10大団地の取引は15件で、前週末の16件から1件減。美聯物業(ミッドランド・リアルティー)が指標とする10大団地の取引は14件で、前週末の12件から2件増えた。3月31日に発表された中古住宅価格の指標となる中原城市領先指数(CCL)は150.89(前週比0.22%上昇)で、8週連続の上昇。6週連続で過去最高を更新した。梁振英・行政長官が就任した12年7月の105.46に比べると約43%高い。指数は3月20~26日に正式契約された取引に基づくが、主に3月6~12日に交わされた仮契約が反映されている。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=17082